周囲が口止めか? 稀勢の里「ケガはすでに完治」の怪情報

公開日: 更新日:

■ファンを失望させないために

 週刊誌では稀勢の里の主治医が「ケガは治っている」と断言しているが、本人は口を閉ざしたまま。

 若乃花以来、19年ぶりに誕生した和製横綱が「本当は弱い」とバレてしまっては、ファンを失望させかねない。ケガを前面に出しておけばそれが言い訳になると、確かに筋は通っている。

 だが、稀勢の里が万全の状態だとしても、いつまでもごまかせるわけではない。フィジカルトレーナーの平山昌弘氏も、7月26日付の本紙で「下半身に比べて上半身は知覚神経が発達している。完全に治ったと言えるまで半年かかる」と話している。左腕と左胸のケガは3月場所中に負ったもの。9月場所でちょうど半年となる。

 実はまだケガを抱えていたとしても、中途半端な状態で9月場所に出場し、また途中休場となれば、それこそ大問題。白鵬とは正反対に、自分の状態すら把握できない横綱ということになる。

 いずれにせよ、9月場所に出るつもりなら、稀勢の里は覚悟を決めるべきだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択