PO最終戦直前 松山英樹も気づかない“体の異変”をプロ指摘

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 下半身の動きにシャープさが失われると100%のパワーを出し切れなくなる。フルスイングの松山にとって、ほんの少しのタイミングのずれでも普通の選手より曲がりが大きくなる。グリーン上ではパットが入らなくなるとラインを深く読むようになり、強気のパットができず迷いが出始める。すべて疲労からくる悪循環だ。

「松山は努力家だから、疲れていても一生懸命に練習してしまう。それがかえって悪い流れをつくってしまう。大会初日までに十分に疲れを取ることができるかが、今週の成績に直結するでしょう」(田原紘プロ)

 年間王者にはボーナス1000万ドル(約11億円)が出る。30選手が出場し、予選落ちのない4日間だ。今季22戦目の松山の踏ん張りが、どこまで続くかが問われる。

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