サラリーの条件は韓国と日本ではそんなに変わらなかった

公開日: 更新日:

 朴監督が日本バドミントンの強化に努めて14年。日本はリオ五輪で金1、銅1のメダルを獲得した。一方、母国である韓国は女子ダブルスの銅1個だけ。08年の北京ではメダルゼロの日本に対して韓国は金、銀、銅各1の計3個だった。14年間で実力が逆転。母国からのオファーはなかったのか。

  ◇  ◇  ◇

 実は、リオ五輪前の2015年9月の段階で、日本バドミントン協会との契約延長が内定していました。でも、これはトップシークレット。公表されていませんでした。

 リオ五輪後、韓国ではオリンピック委員会(KOC)の会長が代わって、私の韓国体育大学時代の先生になった。去年9月、コリアオープンに行ったときのことです。大会前と大会中、会長に2回呼び出されてミーティングをしました。「朴さんのサポートがないとダメだから韓国に戻ってください」「あなたのプラン通りにできるように環境を整える。お金の部分でもサポートできる」と言われました。韓国はリオで過去一番悪い成績だったから、こういう話は来るだろうなと覚悟はしていました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手