廃業で帰国でも平気 日馬富士を待つバラ色セカンドライフ

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■モンゴル帰国なら大臣就任か

 日馬富士が朝青龍を兄貴分として慕っているのは有名な話。2人は頻繁に会食をし、日馬富士の横綱昇進披露祝賀会には朝青龍が駆けつけ、翌朝まで飲み明かしたと報じられた。当然ながら、同じモンゴル出身力士の旭鷲山の身の処し方も参考にしているはずだ。旭鷲山は08年にモンゴルの議員総選挙で当選、大統領特別補佐官を務めた。現役時代は早大人間科学部で学んでいる。

「日馬富士が引退後に相撲部屋の親方になる気がないのは、彼がいまだに日本国籍を取得していないことからも明白です。奥さんも岩手大に留学していたモンゴル人女性だから、3人の子を連れて帰国しても不都合はない。今回の一件で引退勧告されても平気というわけです」(前出の記者)

 日馬富士はメディアの取材で、大学に進んだ理由を「勉強して損なことはひとつもない。これはもう俺の趣味みたいなもの」と語っている。酒癖は悪いが頭はいい。国に戻れば、末は大臣か、大統領か――。そろばんずくで、ビール瓶を振り上げたのだろうか。

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