相次ぐ五輪壮行会「公開NG」にブーイング JOCの言い分は

公開日: 更新日:

 ショートトラックの神長汐音が通う公立高やスピードスケートの伊藤亜由子の母校である県立高は非公開。北野建設のように開催自体を中止した企業が出る一方で、兄弟で代表入りしたカーリングの両角友佑・公佑の公立高は公開した。

「これまでも、日本代表選手が所属する競技団体から企業へ説明してきましたが、母校など過去の部分までは行き届かない。問い合わせや報告があった段階で指摘しているというのが現状。今回の平昌だけでなくリオでも確認していましたが、東京大会があるため、他国以上に注目されることに配慮しないといけない。世界でも同じような決まりがあるので、そこに合わせていく必要があります」(前出の広報担当)

 壮行会には、営利目的の宣伝とは別に、競技を広く認知してもらうため、また地域の活性化という役目もある。それを、しゃくし定規に規制するのは納得できないとの声が広がっているのだ。

 規則、ルールで縛り上げておきながら、JOCと手を取り合う東京五輪組織委は、「1業種1スポンサー」の原則を無視し、カネ集め、スポンサー集めに血道を上げた。そりゃ、文句も出るわけだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず