負け戦承知で理事選出馬 貴乃花親方“滅びの美学”のウラ

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「伊勢ケ浜親方は日馬富士の師匠。つまり傷害事件の被害者側と加害者側です。貴乃花親方のタニマチや周辺は再三、週刊誌上で日馬富士サイドに対する損害賠償請求の民事訴訟を示唆していたほど。弟子の貴ノ岩を傷つけた日馬富士と伊勢ケ浜親方に対する貴乃花親方の怒りはハンパじゃありません。けれども貴乃花親方は、そんな伊勢ケ浜親方に1月場所の最中から擦り寄っていた。おそらく損害賠償請求をしない代わりに、理事選では協力して欲しいと持ち掛けたのでしょう。伊勢ケ浜一門は高島親方(元関脇高望山)の擁立で一本化されたのですが、そこを貴乃花親方が再び切り崩そうと企んでいると聞きました。どうやら背後で裏金顧問こと小林慶彦元顧問も動いているらしい」

 貴乃花親方が現時点で確保した票は、立候補した11人の中で最少といわれる。微妙といわれた山響親方や阿武松親方はほぼ当確だそうだ。

 だからこそ貴乃花親方は伊勢ケ浜一派に白羽の矢を立てて、本来、高島親方にいくはずだった9票の一部を横取りしようともくろんでいる。

 仮に切り崩しに成功したとすれば一門外の親方の共感を得たことになるし、票が足りなかったとしても落選覚悟で同志に票を譲った「悲劇のヒーロー」でいられる。笑顔の裏でしっかりとソロバンをはじいているというのだ。

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