大技回避を明言も フィギュア羽生結弦に一発逆転の可能性

公開日: 更新日:

「個人戦までに100%になる。当然、金メダルが狙える」――。

 男子フィギュアスケート羽生結弦(23)を指導するブライアン・オーサー・コーチ(56=カナダ)が、教え子の五輪連覇に太鼓判である。

 オーサー・コーチは5日、江陵の本番会場で取材に応じ、右足首靱帯損傷からの復活を目指す羽生について「(9日の)団体戦は欠場するが、個人種目(16日ショートプログラム)は出る」と断言。故障の原因となった4回転ルッツについては「試合で入れる準備ができていない」と大技を回避すると明かした。

 オーサー・コーチによれば、羽生は1月上旬に拠点とするカナダ・トロントで練習を再開。すでにプログラムの曲をかけて一通りの演技をこなす本番さながらの練習をこなし、先週からは持久力を高めるトレーニングに着手したという。

 オーサー・コーチは「彼は練習がよくできており、楽観している。私も彼自身も(金メダルを)信じている」と強気に話した。

■ライバルへの揺さぶりか

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々