大技回避を明言も フィギュア羽生結弦に一発逆転の可能性

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「個人戦までに100%になる。当然、金メダルが狙える」――。

 男子フィギュアスケート羽生結弦(23)を指導するブライアン・オーサー・コーチ(56=カナダ)が、教え子の五輪連覇に太鼓判である。

 オーサー・コーチは5日、江陵の本番会場で取材に応じ、右足首靱帯損傷からの復活を目指す羽生について「(9日の)団体戦は欠場するが、個人種目(16日ショートプログラム)は出る」と断言。故障の原因となった4回転ルッツについては「試合で入れる準備ができていない」と大技を回避すると明かした。

 オーサー・コーチによれば、羽生は1月上旬に拠点とするカナダ・トロントで練習を再開。すでにプログラムの曲をかけて一通りの演技をこなす本番さながらの練習をこなし、先週からは持久力を高めるトレーニングに着手したという。

 オーサー・コーチは「彼は練習がよくできており、楽観している。私も彼自身も(金メダルを)信じている」と強気に話した。

■ライバルへの揺さぶりか

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