武田薫
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武田薫スポーツライター

1950年、宮城県仙台市出身。74年に報知新聞社に入社し、野球、陸上、テニスを担当、85年からフリー。著書に「オリンピック全大会」「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか」「マラソンと日本人」など。

大坂なおみに何もできない日本テニス協会に未来はあるか

公開日: 更新日:

 日本協会にとって大坂は、何といっても2020年のオリンピック要員である。大坂が所属する代理店IMGにそんな考えはない。BNPパリバの優勝賞金が1億4750万円で、ドラマは始まったばかり――金の卵に指一本触れさせないという方針は当然だろう。テニスはプロの世界だ。

 日本の国籍法で二重国籍者は22歳までにどちらかを選択することとされ、大坂は東京五輪前年の2019年秋に22歳になる。オリンピックは3年の猶予で国籍変更を認めているから、東京は日本代表、パリ以降は米国という道もあるが、テニスではフェド杯の実績も代表権に関わる。

 これはいずれ、本人の意思だが、問題の核心はそこではない。テニス協会はナショナルコーチの失態劇をどう総括するのか。錦織圭も同じだったが、ツアーの経験情報に乏しい競技団体にプロの高みなど差配できないことを思い知るべきだ。日本体育協会が4月から日本スポーツ協会と名称を変えても、テニス協会に未来はあるだろうか。いまの時代、「何もしない未来」などあるのか。

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