「フライボール革命」でHR量産 対抗手段は質の高いカーブ

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 アストロズはこれらのデータ、数字がいかに有益かを早くから認識、それらを体系化し、実際のチームのオペレーションに限らず、編成、スカウティング、育成、さらには選手の契約期間や金額までをも決定するようなデータベースを作り上げた。

 ヒューストンはNASAに象徴される宇宙産業の街でもあるため、このデータベースは「Ground Control」と名付けられたともいわれるが、ルーノウGMがデビッド・ボウイのファンで、お気に入りの曲が「This is Ground Control to Major Tom」という歌詞で始まる「Space Oddity」であることの方がより大きな理由のようだ。

■監督の役割は劇的に変わっている

 知られたところではインディアンス、レッドソックス、カージナルスなども同様に優れたデータベースを持っている。

 ルーノウGMはアストロズの前にカージナルスのスカウト・育成部門で働いていた。その際、カージナルスのデータベース作成にも携わっていたが、15年には当時の同僚から「Ground Control」にハッキングされる事件が起こった。この事件はアメリカ連邦捜査局が捜査する大事件となり、ハッキングしたカージナルス職員は禁錮刑に。カージナルスには200万ドルとドラフト指名権のうち2枠をアストロズに譲り渡す裁定がMLBから下った。カージナルス職員がハッキングに及んだ経緯や理由はともかく、中身の濃いデータは罪を犯しても手に入れる価値があるということではないか。

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