著者のコラム一覧
八塚浩

1958年10月16日生まれ。千葉県出身。立教大学卒業後、ラジオ福島に入社してアナウンサー。88年に独立。91年にセリエAでプロサッカー実況のキャリアをスタート。欧州CLは94年から担当している。現在はスカパー!のセリエAとCL、Jスポーツのプレミアリーグ、DAZNのJリーグの実況など。W杯は02年日韓大会開幕戦、06年ドイツ大会準決勝、10年南ア大会決勝などを現地から実況した。

ユーベとは随分と大差…ミランの迷走は来季も続くのか

公開日: 更新日:

 13日深夜は英プレミアリーグ今季最終節のハダースフィールドVSアーセナルの実況を担当しました。アーセナルを指揮して22年目のベンゲル監督にとってプレミアでのラストマッチ。試合開始から22分。感動的なシーンとなります。ハダースフィールドのサポーターが立ち上がって大きな拍手。その波は、スタジアム全体に広がりました。

 ベンゲル監督はキョトンとした顔をしていましたが、手を振って応じました。フランスから来た名伯楽へのリスペクトの気持ちが満ちあふれていた場面を見ながら、改めて「プレミアは粋だな」と感じ入った次第です。

 さて――。イタリアでは9日、イタリア杯の決勝が行われてユベントスがミランを下し、セリエAのタイトルと合わせて4度目の2冠を達成しました。ちなみにセリエA7連覇! 突出した成績と言っていいでしょう。

 20日に今季日程を終えるセリエAですが、翌21日にはイタリア代表の屋台骨を支えてきたMFピルロ(38)の引退試合がミランの本拠地サンシーロで行われます。ミラン(2001~11年)、ユベントス(11~15年)でプレーした名選手だけに引退試合にどんなビッグネームが集まるのか、大いに楽しみながら実況します。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    巨人の“お家芸”今オフの「場当たり的補強」はフロント主導…来季もダメなら編成幹部の首が飛ぶ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 5

    国民・玉木雄一郎代表の“不倫相手”元グラドルがSNS凍結? 観光大使を委嘱する行政担当者が「現在地」を答えた

  1. 6

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  2. 7

    若林志穂さん「Nさん、早く捕まってください」と悲痛な叫び…直前に配信された対談動画に反応

  3. 8

    米倉涼子に降りかかった2度目の薬物疑惑…元交際相手逮捕も“尿検査シロ”で女優転身に成功した過去

  4. 9

    国民民主から維新に乗り換えた高市自民が「政治の安定」を掲げて「数合わせヤドカリ連立」を急ぐワケ

  5. 10

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで