低迷阪神は内紛秒読み…金本監督と選手に不穏ムード漂う

公開日: 更新日:

「自分なりに一生懸命やっているのはわかりますが、選手をもっと信頼した方がいいと思います」

 阪神の金本監督に苦言を呈するのは、古くからの阪神ファンであるひろさちや氏(宗教評論家)。

 前年2位で迎えた就任3年目の今季、懸案だった4番候補に年俸3・4億円でロサリオを獲得したことで、ファンは例年以上に優勝への期待を募らせていた。

 しかし、そのロサリオは極度の不振で二軍落ち。チームの貧打は深刻で、167得点はリーグ断然の最下位だ。

 5日のオリックス戦は2―3で敗戦。交流戦は1勝6敗で最下位となり、順位もセの3位は変わらずも、最下位中日と1差。

「選手をコロコロ代えるから若手野手は一向に育たない。僕は金本監督が自分より大柄の選手にコンプレックスを感じていることが影響していると見ています。彼は現役時代、プロ野球選手としては決して大きくない体で人一倍練習して大選手になった。弟分の新井(現広島)に、『俺にあいつくらいの大きな体があればもっと凄い選手になれた』とよく言っていた。まさにそれです。練習する選手が好きで、体づくりなども自分がやってきたことを選手にも求める。成績が伴わないと努力が足りないといって、すぐに使わなくなる。それでは選手は育ちません。不振に悩む藤浪はその最たるもの。開幕一軍を外れた中谷、16年新人王の高山らにも厳しい。その上、キラリと光る采配もない。誰よりまず、金本監督が一度、二軍落ちするべきです」(前出のひろ氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー