金足農・吉田をドラフト指名へ プロ球団の大攻勢が始まる

公開日: 更新日:

■もともとプロ志向が強い

 ネット裏のスカウトたちが「複数球団の1位指名は確実」と太鼓判を押したことで、周辺の「進学説」は吹き飛ぶのではないか。

「吉田はもともと、プロ志向が強いと聞いています」と、前出のマスコミ関係者がこう続ける。

「本人は以前から『プロでやりたい』と話していました。けれども、高校を出ていきなりプロで勝負するだけの自信を持てなかったのです。秋田では評判の好投手でしたが、全国大会の実績があるわけではないし、吉田のプロ志向を耳にした周囲は笑っていたほど。本人も周囲も大学で4年間、力をつけ、だれもが認める投手になったら、プロに挑戦すればいいと考えていた。しかし、ドラフト1位指名が間違いないとなれば、事情も変わりますよ。今回の活躍によって実力は証明されたわけだし、本人もプロでやっていく自信がついたのではないでしょうか」

 ドラフト1位指名されるだけの実力があり、なおかつプロで勝負する意思が強ければ、進学は確実に遠回りになる。早実時代に夏の甲子園の優勝投手になりながら早大に進学した斎藤佑樹(現日本ハム)がいい例だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々