もうキャッチボール再開 吉田輝星はU18でも酷使されるのか

公開日: 更新日:

■「日の丸を背負っている」

 これまでU18日本代表を指揮した首脳陣のひとりは「日の丸を背負っているわけですから、やっぱり勝つことを優先した選手起用になります」と話している。今回も本番では「甲子園ナンバーワン投手」と評価された吉田がフル回転するのは想像に難くない。

 宮崎のアジア選手権にはメジャー球団のスカウトも足を運ぶという。序盤の3試合程度をチェックした後、9月7~9日にメットライフで行われるロッテ戦に登板するであろう西武菊池雄星を視察するスケジュールを組んでいるスカウトが多いそうだ。

「米国にも州単位の高校野球はある。州大会進出をかけた地方大会は7回制で、投手には球数制限もある。日本で現行のルールを変えるのが難しいというなら、せめて日程を考えたらどうか。沖縄のように地方大会を前倒しして週末だけ試合を行って代表を選出。甲子園大会をもう少し早い時期にスタートする。ベスト16を決めたら間に1週間ほど休みを入れ、それから3回戦以降を行うとかね。でないと、才能ある金の卵たちはみな潰れてしまう」(ナ・リーグのあるスカウト)

 今年は宮崎のスタンドから「人殺し!」という米国人スカウトの罵声が聞こえてきそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず