全勝Vから一夜明け“白鵬節”全開 稀勢の里を格下扱いの称賛

公開日: 更新日:

 ある親方は「白鵬節全開ですね」と、苦笑いしてこう続ける。

「かつて、稀勢の里は最大のライバルだった。稀勢が大ケガを負ったのは昨年3月場所。その直前まで白鵬は稀勢に3連敗を喫していた。当時は、まるで白鵬の時代は終わったかのように言われていましたからね。それがいまや、立場は再逆転。今場所13日目の対戦では、相手に何もさせずに勝った。今の白鵬にすれば、稀勢の里は恐るるに足らず。褒め殺しは格下と見下してのことでしょう」

 今場所は御嶽海の大関とりも失敗に終わり、自分を脅かす存在は当面、出てこないことを確認できたモンゴル人横綱。余裕しゃくしゃくで和製横綱を称賛するわけだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑