代表23名に滲む森保監督の苦悩…課題は低レベル日本人GK

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■日本人GKの層の薄さは深刻

 GK3人は前回と同じ顔ぶれ。東口順昭(32=G大阪)、権田修一(29=鳥栖)、シュミット・ダニエル(26=仙台)が再招集されたが、森保監督は会見の質疑応答の中で「この3人をずっと呼んでいくのか、それは決めていない。良い選手なのでずっと呼んでいくかも知れないが、選びたいと思ったGKも(他に)いた」と発言。前出の六川氏がこう言う。

「Jリーグの多くのクラブが、韓国人選手を中心に外国人GKをレギュラーに据えていることからも分かるように日本人GKのレベルの低さ、層の薄さは深刻な問題と言っていい。東口は代表歴6試合、権田が3試合、ダニエルが0試合となっているが、この中で身長196センチと最もフィジカルに恵まれているダニエルを使ってみたらどうでしょう? ロシアW杯でも立証されたことだが、国際レベルにあるGKは身長が190センチ以上あって足元の技術も柔軟というのが、当たり前という時代になっている。積極的にテストして欲しい」

 最新のFIFA世界ランキングは日本の54位に対してパナマ70位、ウルグアイ5位。キックオフは、2試合とも午後7時35分となっている。

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