貴乃花に当事者意識は…貴ノ岩の監督責任を千賀ノ浦親方に

公開日: 更新日:

 日刊ゲンダイがこれまで報じてきたように、貴乃花部屋には日常的に暴力行為があった可能性が高い。相撲協会を解雇された元弟子の貴斗志の裁判でも、親方自ら弟子を血だらけになるまで殴ったことなどが証言されている。貴ノ岩だってその裁判では弟弟子をエアガンで撃つ、因縁をつけて殴ってきたなどと証言されているのだ。旧貴乃花部屋時代から、「抑え」など利いていなかったのだ。

「そういう貴乃花を出演させて『ご意見拝聴』のテレビ局もテレビ局ですが、貴乃花にも当事者意識というものがないのでしょうね。元弟子の暴力すら他人事だと思っているから、コメンテーター気取りで偉そうなことが言える。おそらく、自分では自分を正しいと信じているのでしょうが、周りから見れば卑怯者です。その点では、政治家や大企業の経営者を彷彿させますよね。貴乃花は政治家転身がささやかれていますが、案外、向いているんじゃないですか」(前出の吉川氏)

 貴乃花は貴ノ岩について、「今後10年は一切会わない」と“絶縁宣言”。「これから外の世界に出て10年修業しなきゃいけない」と話したが、まずは自分が世間に出て修業をした方がいい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー