著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

強盗団多発…高級車を乗り回す“成金”キューバ選手にご用心

公開日: 更新日:

 一番すごいのはメッツのセスペデスだ。次々に超高級車を購入し、毎年キャンプに違うクルマのハンドルを握って登場する。こうした野球成り金の選手たちがキューバの道路をまばゆいばかりの高級車のハンドルを握って疾走するようになれば、地元のギャングや不良集団が黙っていないだろう。

 それ以上に多くなるのは無謀運転で事故死するケース。キューバ亡命選手は家庭内暴力、チームメートとのけんか、出奔など次々に問題を起こしており、素行の悪い者が多い。交通規則を順守する気も乏しい。プイグ(現レッズ)は無謀運転と速度違反(64キロ超過)で2度逮捕歴がある。Dバックスのトマスも制限速度80キロの道路を169キロで走って捕まった。超高級車を所有する人間は、性能を見せびらかしたくて仕方がないものだ。オフにキューバに帰った選手たちはその誘惑に駆られて猛スピードで乗り回し、揚げ句に死亡事故というケースが多発する恐れもある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  2. 2

    巨人vs阪神またもドラフト場外戦勃発!1巡目指名8年で5回モロかぶり…中日とヤクルトも参戦か

  3. 3

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」

  4. 4

    高市早苗氏は総裁選“決選投票”にも残らない? 完全裏目の「鹿スピーチ」でまさかの大失速

  5. 5

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  1. 6

    「時代に挑んだ男」加納典明(46)“吉永小百合論”、「偏見に満ちているかもしれない。でも、それでいい」

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 8

    「サナエノミクス」が苦しい家計に追い打ち! 物価高ガン無視で“利上げ牽制→インフレ加速”のトンチンカン

  4. 9

    巨人・岡本和真がビビる「やっぱりあと1年待ってくれ」…最終盤に調子を上げてきたワケ

  5. 10

    新庄監督の去就は“白紙”と強調…日本ハム井川伸久オーナー意味深発言の真意