中日・根尾と二軍首脳陣に聞いた プロ5カ月目の“現在地”

公開日: 更新日:

 26日、中日ドラフト1位ルーキー・根尾昂(19)のフレッシュオールスター(7月11日=楽天生命パーク宮城)出場が発表された。高校時代にしのぎを削った日本ハム吉田輝星ロッテ藤原恭大広島小園海斗も選出され、メディアは「高校BIG4が再結集!」と騒いでいるが、その「BIG4」の中で一軍出場がないのは根尾のみ。最強・大阪桐蔭の二刀流選手として甲子園を沸かせ、昨秋ドラフトで4球団が競合した年代最高のエリートが後れを取っている。本人や小笠原二軍監督に話を聞き、黄金ルーキーの「現在地」を探った。

■「才能だけでプロ入り」

 日が暮れた後、寮に隣接する室内練習場から「カーン」と乾いた打球音が聞こえてくる。

「やってますか?」

「まだやってるよ」

 球団スタッフがすれ違いざま、感心しながらこんな会話を交わすのは日常的光景だという。

 話題の主は根尾だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々