錦織圭はウィンブルドン初戦突破 体力温存どこまで続くか

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 上々の滑り出しだ。

 錦織圭(29=世界ランク7位)は、予選から勝ち上がってきたT・モンテイロ(ブラジル=同113位)に6―4、7―6、6―4でストレート勝ち。8年連続で2回戦に進んだ。

 第10ゲームで初めてブレークを許した第2セットこそてこずったが、サービスゲームでは常に安定したプレーを見せ、格下を2時間10分で退けた。

 準々決勝でナダルにストレート負けを喫した全仏では2回戦から試合時間は3時間超えとなり、3回戦も4時間26分の長時間ゲーム。日没順延となった4回戦は2日がかりで3時間55分。ストレート負けした準々決勝のナダル戦はすでにガス欠状態だった。

 4大大会でベスト4以上を狙うには、3回戦までなるべく体力を消耗させず、2週目に入らなければならない。全仏のような戦い方ではスタミナが持つわけがない。右上腕の痛みで2週前の前哨戦「ATP500 ハレ」を欠場しているなら、なおさらだろう。ちなみにこの大会で初めてベスト8入りを果たした昨年の錦織は、3回戦まで3時間を超える試合はなかった。

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