テストマッチ3連勝で絶好調も「まだ不透明な部分がある」

公開日: 更新日:

 今、振り返ってみてもジャパンが、あの南アフリカに勝つとは思ってもみませんでした。わずか2点のビハインドで前半を終えた時も、いつものように「後半になるとガタガタッと崩れてしまうのではないか」という心配が先立ちましたが、そうはならなかった。

 冷静に考えると決勝トーナメントに合わせたピークづくりをやっていた優勝候補の南アフリカに対して、ジャパンは初戦にピークを合わせていました。両者にはコンディションの差がありました。

■ピークづくりの差

 ジェイミー・ジョセフHCが率いる現日本代表は、7月から始まったテストマッチで3連勝するなど、予想以上に状態の良さを見せています。8月まではコンディションが悪く、手の内を隠しながらテストマッチを戦っていた4年前とは対照的です。

 もちろん自国開催の今回は、盛り上がりのためにも本番前に<勝つ姿>をファンに見せることが大事なので、その点は安心しました。ただ「どこにピークを合わせているのか?」という点は、まだ不透明な部分があるので、そこは今後も注視していきたいと思います。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発