テストマッチ3連勝で絶好調も「まだ不透明な部分がある」

公開日: 更新日:

 今、振り返ってみてもジャパンが、あの南アフリカに勝つとは思ってもみませんでした。わずか2点のビハインドで前半を終えた時も、いつものように「後半になるとガタガタッと崩れてしまうのではないか」という心配が先立ちましたが、そうはならなかった。

 冷静に考えると決勝トーナメントに合わせたピークづくりをやっていた優勝候補の南アフリカに対して、ジャパンは初戦にピークを合わせていました。両者にはコンディションの差がありました。

■ピークづくりの差

 ジェイミー・ジョセフHCが率いる現日本代表は、7月から始まったテストマッチで3連勝するなど、予想以上に状態の良さを見せています。8月まではコンディションが悪く、手の内を隠しながらテストマッチを戦っていた4年前とは対照的です。

 もちろん自国開催の今回は、盛り上がりのためにも本番前に<勝つ姿>をファンに見せることが大事なので、その点は安心しました。ただ「どこにピークを合わせているのか?」という点は、まだ不透明な部分があるので、そこは今後も注視していきたいと思います。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?