U18W杯制覇に暗雲…エース佐々木朗希の右手中指に“爆弾”

公開日: 更新日:

 佐々木と奥川恭伸(星稜)は日本代表のダブルエースといわれている。

 しかし、甲子園で大車輪の活躍をした投手は心身とも“抜け殻”であるケースが多い。2016年夏の甲子園優勝投手の今井(作新学院から西武)も昨年の準優勝投手の吉田(金足農から日本ハム)も、U18ではエース格として重要な試合を任されながらサッパリだった。

 昨年から日本代表の指揮を執り、韓国と台湾の後塵を拝してアジア選手権3位に終わった永田監督は、吉田がアテにならなかった事実がだれよりも身に染みている。まして奥川はセンバツ後に右肩を痛めているという。夏の甲子園の“反動”を考慮すれば、勝利優先の永田監督が体も気持ちもフレッシュな佐々木を頼りにするのは自然だ。

「永田監督は大船渡の国保監督を通じて、佐々木の体の状態や連投が可能かどうかなどを綿密に調べていた。その結果、肩肘に異常はないし、球数制限のある国際試合であれば連投もOKという感触を得た。岩手大会決勝の出場を見送って消化不良の本人が、U18で投げる気満々であることも把握したといいます。それならとフル回転させる気でいましたよ」(高野連関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    突然告げられた強制米留学、現地では毎日ドミニカ人全員に飯を奢り続け、球団の領収書を切った

  2. 2

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  3. 3

    全英V山下美夢有の「凱旋フィーバー」は望み薄…6年前の渋野日向子と決定的な違いとは?

  4. 4

    酷暑の大阪万博会場を歩いたら“地獄”だった! 午後の気温は40度近く、大屋根リングはガラガラ

  5. 5

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  1. 6

    長渕剛がイベント会社に破産申し立て…相次ぐ不運とトラブル相手の元女優アカウント削除で心配な近況

  2. 7

    東洋大姫路(兵庫)岡田監督「大学からは『3年で』と言われたけど、ナンボ何でも無理ですと」

  3. 8

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ

  4. 9

    中村芝翫に別れたはずの愛人と元サヤ報道…夫が不倫真っ只中でも妻・三田寛子は家族写真投稿の複雑胸中

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希“ゴリ押し”ローテ復帰が生む火種…弾き出される投手は堪ったもんじゃない