本田「オレはアジアでベスト」のツイートにJ以外は無関心

公開日: 更新日:

 元大物日本代表選手の発信したツイートを見聞きしたサッカー関係者の反応は、モノの見事に真っ二つに分かれた。

 昨シーズン限りで豪州1部メルボルン・ビクトリーを退団後、無所属の元日本代表MF本田圭佑(33)が「なぜオファーをくれないのか? まだアジアではベストのプレーヤーの一人だと確信している」(原文英文)とツイート。「寝言を言うな。もうサッカー選手としての商品価値はない」「圭佑は凄い。あの強烈な自負心と強靱なメンタル。今のおとなしい代表選手に見習ってほしい」と評価は両極端だった。

 2010年の南ア大会からブラジル、ロシアとW杯3大会連続ゴールを決めた本田だが、17年5月にセリエA・ミランを退団した後、メキシコと豪州と渡り歩き、昨シーズン限りでメルボルンを退団した時点で〈選手としては終わった〉とみなされた。18年8月にカンボジア代表の実質的な監督に就任したことも〈現役引退選手〉というイメージに拍車をかけた。

「9月13日の今シーズン追加登録期間が終了する前、浦和が本田を引き入れて〈元日本代表DF闘莉王の役回りをやってもらう〉という噂が流れました。歯に衣着せぬ物言いで、選手を引っ張っていくタイプの闘莉王は04年に浦和入りすると06年にJ初優勝に導き、07年にはACL(アジアチャンピオンズリーグ)優勝とクラブW杯3位の原動力となった。アクの強い本田に、おとなしい選手の多い浦和を束ねて欲しいと浦和のフロントは考えた」(サッカー関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?