レイズ筒香“マルチ内野”に自信も…本拠地と敵地では大違い

公開日: 更新日:

 レイズの筒香嘉智(28)が、精力的な守備練習に取り組んでいる。

 19日(日本時間20日)には早出で三塁のノックを受けた。日本からは外野用の他、一塁と三塁用のグラブを持ち込んだそうで、クラブハウスのロッカーは異なる7種類のグラブで埋め尽くされている。

 不慣れな内野守備にも、軽快なグラブさばきを見せており「(日本でも)結構練習してきたので」と自信を見せたが、開幕すれば、内野での起用は限られそうだ。

 筒香は一塁の崔、三塁のディアスが休養する際、どちらかで起用される見込み。キャッシュ監督は筒香の長打力を生かすため「(複数ポジションを守らせるなど)あらゆる選択肢を模索したい」と話しているが、実際問題としてそうはいかない。

 レイズの本拠地フロリダ州セントピーターズバーグの「トロピカーナ・フィールド」はメジャーでは唯一の密閉式ドーム球場。当然、グラウンドには人工芝が敷き詰められている。2018年のオフには選手の下半身への負担を減らすため、特殊な加工を施した柔軟性のある人工芝に張り替えた。昨年は下半身を故障する選手は激減したものの、同時に打球が減速して安打性の当たりが野手の間を抜けないケースも増えたという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動