“バッハ会談”に政治家ズラリ JOC山下会長はなぜ蚊帳の外?

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 国士舘大非常勤講師でスポーツライターの津田俊樹氏が言う。

「組織委員会の会長や開催都市のトップはわかります。なぜこの席に菅官房長がいて、JOCの山下会長が不在なのか。山下会長は今年1月、IOC委員にも就任している。形式上の提案でも、バッハ会長との会談です。『なぜ、私を呼ばないんだ』と怒って当然です。ましてや山下会長は、政治主導でボイコットになった1980年のモスクワ五輪の代表じゃないですか。JOC会長として情けないですよ」

 モスクワ五輪ボイコットは、1979年12月にソ連(現ロシア)のアフガニスタンへの軍事侵攻がきっかけだった。激しく抗議した米国のカーター大統領が西側諸国にモスクワ五輪のボイコットを呼びかけ、日本政府もそれに追随。山下会長は「幻の代表」になった。

 当時のJOCは日本体育協会(現日本スポーツ協会)内のひとつの委員会に過ぎなかった。体協は国から強化費や派遣費用などを受け取っていたので、財源を握る政府の意向には逆らえなかった。

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