著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

松井大輔が胸中語る「公式戦をすぐに再開するのは難しい」

公開日: 更新日:

松井大輔(39歳 横浜FC・MF)

 2月25日の中断決定から2カ月半が経過したJリーグ。再開のメドは依然として立たない状況だ。2月11日から一般、報道陣をシャットアウトしていち早く非公開練習に取り組んできた横浜FCも3月下旬から活動休止に入り、現在に至っている。その渦中にいる元日本代表の松井大輔が、近況とともに長年過ごしたフランスなど欧州の様子、経験豊富なサッカー選手として胸中を語ってくれた。

 ◇  ◇  ◇

 2~3月にかけてのコロナ拡大には敏感になっていました。横浜FCは3月中旬から全体練習を少人数での自主トレに切り替えましたが、カズ(三浦知良)さんとも「3密は避けられないね」と話していた。

 3月28日に名古屋と練習試合があり、僕は足首のケガがあって行かなかったのですが、「やらない方がいいんじゃないか」という意見も出ていた。その直後に活動休止になりましたが、感染リスクがあるうちは安心してプレーできない。判断は正しいと思いました。

 今は自宅で体幹強化をしたり、近所を走ったりしていますが、ボールを使った練習はできないですね。この状況だと公式戦をすぐに再開するのは難しいと感じます。

 家では2人の息子に小学校へ通っている時と同じような生活を送らせています。朝食の後、午前と午後に勉強時間を設けていますが、僕も算数を一からやってますし、体育の時間と称して公園で遊んだりすることもある。買い物も自分が代表して行って好物のたこ焼きを作ったりと、今は子育てに参加できてうれしいですし、家族と一緒にできることをする時間だとポジティブに捉えています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意