DeNA平良 毎日10kmの走り込みで鍛え上げたトルネードの礎

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■食トレは愛猫と共に

 独特なトルネード投法は、沖縄特有の激しい高低差の道路を走り続けて培われたものだ。また、食トレ生活は愛猫と共に送ったという。

「平良は白黒の猫を飼っていましたが、『猫はおっきい方がええやろ』と餌をやっていたので、ものすごく太ってしまった猫の姿を覚えています。彼自身も、やせ形だったのを直すためにかなり厳しい食トレをしていたようです。あまりの量で時間がかかり、練習もキツかったので食べている途中で眠ってしまうということも珍しくなかったと聞きます」(仲里氏)

 プロに入ってからもストイックに食トレを続け、ドラフト選出時には70キロだった体は一回り大きく、80キロにまで成長を遂げた。開幕して1カ月。これまで度々ケガに苦しめられてきたが、このまま走り続けることができれば、今オフは故郷に錦を飾れそうだ。

▼たいら・けんたろう  1995年7月12日生まれ、沖縄県国頭郡今帰仁村出身。県立北山高では、3年夏の県大会で初戦敗退。甲子園出場はなし。13年のドラフト5位で巨人に入団。17年1月、巨人にFA移籍した山口俊の人的補償としてDeNAへ移籍した。プロ7年目で昨季までの通算成績は33試合で11勝13敗、防御率4・25。年俸2500万円。

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