J優勝目前 川崎フロンターレ鬼木監督の手腕と強さの秘密

公開日: 更新日:

 最終盤を迎えている明治安田生命Jリーグ。J1で首位を独走する川崎フロンターレの2年ぶり3度目のリーグ制覇は目前だ。就任1年目の2017年からの連覇を含めて圧倒的な戦績を残す鬼木達監督(46)の手腕、川崎の強さの秘密を探る。

 新型コロナ禍によって延期・再開されたJ1で川崎の盤石の強さを印象付けたのが、8月19日に達成した<Jリーグ新記録となる10連勝>だ。

 2位・C大阪との天王山は、終わってみれば川崎が5―2で圧勝。開幕戦を引き分けて以降、10連勝となった時点で勝ち点は31。C大阪との勝ち点差は10にまで広がり、独走状態になった。

 就任4年目の鬼木監督は、今季からピッチの幅をフルに使ってサイド攻撃を仕掛けていく4DF―3MF―3FWの新システムを採用。併せて<コロナ禍限定の5人交代制>を有機的に活用していった。

 先発メンバーを固定して<前半でリード>を奪い、後半になると矢継ぎ早にフレッシュな交代選手を投入。彼らがゴールを奪っていく。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー