ソフトB1位・井上朋也 毎週大阪→埼玉まで通った母の決断

公開日: 更新日:

 生駒ボーイズの石田稔之総監督が言う。

「入団当初からセンスはあったが、ずばぬけていたわけではありません。それが中学2年生で凄く伸びた。とにかく負けん気の強い子ですからね。周囲のレベルが高ければ高いほど、負けじと努力をする。ただ、アップや冬場のトレーニングはよくサボっていましたよ。当時はよく叱りましたが、今思えば中学生らしい可愛げがあったんだな、と。花咲徳栄さんでもさらに成長した。ウチにいた頃はうじゃうじゃとはっきりものを言えない子でしたが、今は受け答えもしっかりしています」

 三軍制を敷くソフトバンクはチーム内での競争が激しいが、井上にとってはむしろ望むところだろう。

▽いのうえ・ともや 2003年1月、大阪府四條畷市出身。生駒ボーイズを経て花咲徳栄に進学すると、1年春からベンチ入り。同年夏の甲子園では初戦の鳴門戦で3安打2打点と活躍。今年の甲子園交流試合では、選手宣誓を務めた。181センチ、88キロ。右投げ右打ち。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状