誰が生き残る?東京五輪OA枠「吉田と遠藤が当確」の信憑性

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 日本代表、U―24代表の4試合開催を受けて1日、JFA(日本サッカー協会)技術委員会が開かれ、終了後に反町委員長のオンライン会見が行われた。

 日本代表が韓国とモンゴルに勝利。U―24代表は強豪U―24アルゼンチン代表と0―1の敗戦に続いて、3―0の完勝劇。反町委員長も「いい成果、いい結果を及ぼすことができたし、露出も増えてサッカー人気的にも良かった」と満足げだった。

 これからは「五輪代表が東京五輪で金メダルを獲得するためにオーバーエージ(OA)枠に誰を起用するか?」が関心事のひとつ。新型コロナ禍前は「FW大迫、ボランチMF柴崎、CB吉田が当確と言われ、中でも森保監督は柴崎のことを高評価。遠征先のホテルで2人で話し合うなど全幅の信頼を寄せていた」(サッカー関係者)。

 しかし、MF遠藤がドイツで<デュエル王>と呼ばれるようになると指揮官は宗旨変え。「遠藤を軸にペアを誰にするか、これから熟考する」と話しているともっぱらだ。

 CB吉田は、2012年8月に英プレミアのサウサンプトンに移籍して活躍したが、19年になると凡ミスも目立って戦力外となり、20年1月にセリエAのサンプドリアに放出された。ところが守備の国イタリアの水がよほど合ったのか、チョンボも激減してイキイキとしてプレー。森保監督は吉田のキャプテンシーにも惚れ込み、既に本人にOA枠出場を正式に伝えたといわれている。

 ちなみに「大迫は当落線上」とは前出の関係者。

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