五輪でコロナ陽性者が出た際のルール「検討中」で大丈夫か

公開日: 更新日:

 まさかの事態は東京五輪本番でも必ず起こる。その「まさか」に備えるのが組織委の仕事だが、組織委に確認すると「(試合内容に関する)レギュレーションについては現在検討中です」との回答。つまり、まだできていないのだ。

「プレーブック第2版」には検査の手順や隔離措置については記されているが、試合内容に関するマニュアルの記載はなし。当然、各競技団体へのアナウンスはなく、全日本柔道連盟は「JOC(日本オリンピック委員会)を通じてプレーブック第2版の説明は受けていますが、それ以上の情報はございません」と答えた。

 競技によってルールや試合の進み方もそれぞれ。開幕まであと1カ月半。細かい規則を定め、選手へ周知するにはあまりにも時間がない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋