「安心安全とは?」の本紙質問に橋本組織委会長の“迷回答”

公開日: 更新日:

 18日に記者会見し、東京五輪の観客数上限を1万人とすることに意欲を示した組織委員会の橋本聖子会長(56)。会見に先立ち、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(72)から「無観客での開催が望ましい」との提言を受けたが、「見たいという観客の方がいる限り、できるだけのリスク払拭を探るのも組織委の仕事」と強調した。

 取ってつけたように、「状況が変わったときには無観客も覚悟しないといけない」と言ったものの、政府も組織委も有観客での開催に突き進んでいるのが実状だ。その根拠とするのが、この日の会見でも壊れたレコーダーのように繰り返された「安心安全」だが、その「安心安全」とはどういう状況を指すのか。会見で日刊ゲンダイ記者が改めて橋本会長に聞いたところ……。

 ――橋本会長にとっての「安心安全」とはなんですか?

 以下がその答えだ。

「やはり今まで海外の方からアスリート、関係者、メディア、スポンサーが来られることに対して、非常に、感染対策が十分に出来るのかという大変な心配を頂いておりました。まずはそうした心配を払拭するための努力というものが第一に今まで行わせていただきました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状