五輪出場権争い佳境!V絶対の“3番手”古江彩佳は「一挙両得」もあるぞ

公開日: 更新日:

【アース・モンダミンカップ】第2日

 どんな最終日になるか。

 五輪切符を争う稲見萌寧(21)はまさかの予選落ち。全米女子プロに出場している渋野も下位に低迷している。日本勢3番手の古江彩佳(21)が2番手の稲見を逆転するにはこの大会で優勝するしかないが、2日目は「ショットが安定せず、パーセーブに必死だった」という。チャンスは少なく、スコアを伸ばせず通算5アンダーの12位に後退した。

 一方、首位をキープする菊地絵理香(32)は69で回り、通算10アンダー。追いかける古江とは5打差に広がった。

 古江は前週までは「五輪のことが頭の片隅にあった」そうだが、「今週は考えていない。プレーに集中する」という。そうはいっても、まったく頭にないと言えばウソだろう。2日あれば逆転できないほどの大差ではない。「攻めるプレー」で臨む。

 ちなみに今大会の賞金総額は3億円だ。優勝賞金は国内最高の5400万円。大逆転で五輪出場権とビッグマネーの両方を手に入れることができたら笑いが止まらないだろう。

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