後半戦に入って3本塁打(31号)を放っているブルージェイズのゲレーロJr.との本塁打王争いが熾烈になる後半戦は、その左のパワーピッチャーが立ちはだかる。中でもアストロズ・バルデス(今季5勝1敗、防御率2.98)、ブルージェイズ・レイ(同8勝4敗、2.93)、アスレチックス・アービン(同6勝8敗、3.65)らは直球の平均球速が150キロ台半ばを超える剛球の持ち主だ。いずれも狙って三振を奪える変化球を武器にしており、大谷が苦戦する可能性もある。
大谷のタイトル獲得の行方は剛球左腕との巡り合わせにも左右されそうだ。