パラリンピックは無観客決定でも…中止にならない「令和の学徒動員」の是非

公開日: 更新日:

 東京都は感染防止のために学校から会場までの行き帰りで送迎バスを出すというが、なぜ中止にしなかったのか。冒頭の吉川氏が言う。

「ハンディキャップをものともせず、頑張っている選手の姿を子供たちに見せる取り組み自体はいいでしょう。それなら五輪と同じように『テレビで観戦してください』と言えばいいだけの話。4者協議の出席者である政府や東京都などは、子供たちに『感動した』とか『元気をもらった』と言わせたいのでしょうが、万が一、感染者などが出たら誰が責任を取るのか。希望者のみということは、何かあっても自己責任で済ませるつもりではないか」

 ちなみに五輪でも学校連携観戦は行われたが、それは有観客の県のみ。東京都は無観客を理由に中止にしている。

「安全の根拠がどこにもない。もし、ウチの孫が小学生なら行かせませんよ。親御さんは子供を守るためにも、抗議の声を上げるべきです」(吉川氏)

 子供を使った人気取りほど、ゲスなものはない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    橋本環奈に近日ゴールイン説が再浮上…破局説も流れた中川大志と表参道デート&高級パジャマ

  2. 2

    「コンサル」名乗るシニアは「ほぼ無職」 それでも「自分は現役ホワイトカラー」の仮面を外せないオジさんたちの終わりなき戦い

  3. 3

    映画「エルヴィス」にはガッカリだったが、今度の「Michael/マイケル」はいい!

  4. 4

    美輪明宏さんが生前“予言”していた「フジテレビの惨状」と訴え続けた「平和への思い」

  5. 5

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  1. 6

    亀梨和也&田中みな実がゴールイン! 昨年の破局説に亀梨ファンは一時“安堵”も…突然訪れた「ツラい現実」

  2. 7

    二宮和也"嵐解散"発言が物議…再始動を望むファンに突きつけた現実と意外な肯定意見

  3. 8

    天皇皇后が訪問したオランダ・ベルギーの次期王位は「女王」に…欧州では男系優位の「サリカ法典」は過去のもの

  4. 9

    高市首相「小渕優子の乱」に真っ青! インナー辞任で4月消費税減税に暗雲…安易な“争点潰し”の大きすぎる代償

  5. 10

    高額療養費制度があるから医療保険はいらない? 病院の窓口業務を行う筆者が実際に骨折して感じたこと