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羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

8.19開幕全英女子OPでの数々の“悲劇”…本場リンクスの強風はトップで体がぐらつく

公開日: 更新日:

 今週はメジャー大会の全英女子オープン(19日開幕)があり、日本人選手は畑岡奈紗渋野日向子原英莉花古江彩佳ら7選手が出場予定です。

 会場はスコットランド北部にある北海に面したカーヌスティGLであり、数々の“悲劇”が繰り広げられた舞台としても有名です。

 1999年男子大会をテレビ中継の仕事で現地を訪れ、「バンデベルデの悲劇」を目撃しました。

 各ホールはいろんな方向を向いているため、あらゆる方向から風の影響を受けます。アゲンスト風だったり、フォロー風だったり、左右の風だったりと毎ホール、毎ホール違う風に対処しなければいけません。

■風が吹けばコースは一変

 風が穏やかならヤニ・ツェンが通算16アンダーで勝った2011年大会のようにスコアの伸ばし合いになりますが、いったん強い風が吹けばじっと耐えてスコアメークに徹しなければいけません。

 その風も尋常ではありません。スイングもトップで体がぐらぐらと動かされて軌道が狂うため、手打ちになりがちです。

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