最強横綱・白鵬ついに引退決意…「一代年寄」望むも品格ゼロで“襲名NO”か

公開日: 更新日:

 大相撲の第69代横綱白鵬(36)が現役を引退する方向であることが27日、分かった。

 白鵬は、右膝の手術の影響などで休場が続き、昨年11月場所後に横綱審議委員会から「休場があまりにも多い」として「引退勧告」の次に重い「注意」の決議を受けた。進退を懸けて出場した7月の名古屋場所では、最多を更新する45回目の優勝を全勝で果たした。

 しかし、痛めた右膝の状態は限界で「今後本場所で横綱として15日間土俵を務めることはできない」と判断し、現役を引退する意向を固めたという。

■史上最多45回優勝

 白鵬は最多優勝のほか、横綱在位84場所、通算1187勝、幕内1093勝。まさに最多記録ずくめの最強横綱だった。

 白鵬はしこ名のまま親方の資格を得る「一代年寄」を希望し、東京・銀座に部屋を持つことが夢だという。今後については、秋場所後の「年寄資格審査委員会」で議論されるが、過去に取り口や言動が繰り返し批判を集めており、一代年寄が認められる可能性は低いとみられている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗