カーリング日本女子が五輪出場権! 重点強化された「中国」が北京最大のライバル

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 トルコとの1次リーグ最終戦を落とした日本(ロコ・ソラーレ)は3位となり、プレーオフで2位韓国と対戦。8-5で下し、五輪切符を獲得した。

 前回の平昌五輪で男女通じて史上初となるメダル(銅)を手にした日本。北京五輪では2大会連続のメダルが期待されるが最大のライバルは中国になるかもしれない。金メダル争いは、世界選手権優勝のスイス、2位RCF(ロシア連盟)、3位米国が有力。3度優勝のスウェーデンやカナダも強い。

 中国の過去の冬季五輪メダルは金13個を含む62個。その半数以上がショートトラック(33個)で、カーリング女子は2010年バンクーバー大会の銅1個。強豪国ではないが、スポーツ紙の五輪記者が言う。

「中国はメダルが狙える競技が少ないだけに、前回の韓国同様、女子カーリングは重点強化されている。スキップの韓雨(21)は競技歴は約7年でメンタルが強い。19年パシフィックアジアの決勝では日本に完勝。今年の世界選手権は10位と低迷したものの、各国の戦力分析に終始していたようですが、6位までに入り、五輪行きを決めたい日本(北海道銀行)に5-2で勝った。日本のメダル取りにはベスト4入りが絶対条件。大きな壁になると思う」

 3位争いでは戦いたくない相手だ。

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