日本サッカー協会は天皇杯決勝で約3億円ガッポリ! 国立に5万7785人詰めかけてホッ

公開日: 更新日:

 コロナ禍での開催としては最多だという。

 19日、サッカー天皇杯決勝が国立競技場で行われ、浦和が大分を2-1で破り、3大会ぶりの優勝を果たした。

 スタンドには5万7785人の大観衆が詰め掛けた。コロナによる入場制限が撤廃されたことで実現した。日本サッカー協会のHPによれば、この決勝戦のチケットは完売。

「前売りで9000円のSS席をはじめ、仮にチケットの平均価格を5000円とすると、この1試合で約3億円の売り上げです」(関係者)

 12日に2試合行われた準決勝も観客制限なしで行われ、埼玉スタジアムで行われた浦和ーセ大阪戦は3万933人。コロナ禍による収入減に苦しんできた協会とすれば、ようやく本来の収益を得ることができたわけだ。

 その一方で、準決勝の川崎─大分戦(等々力)では、オミクロン株感染者の濃厚接触者1人が観戦し、後にオミクロン株への感染が判明。その人間の周辺にいた約80人が検査対象になるなど、テンヤワンヤになった。この日の国立には、倍近い観衆が殺到。ブーイングや口笛に対する注意喚起のアナウンスが行われる場面も。

 国内でもジワジワとオミクロン感染者が増えつつある中、大事に至らなければいいが。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち