カブス鈴木誠也 開幕戦でメジャー初ヒット! サイ・ヤング賞右腕バーンズを攻略

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 カブス鈴木誠也(27)が日本時間8日、ブルワーズとの開幕戦に「6番・右翼」で出場。2打数1安打2四球1得点だった。

 相手の先発右腕バーンズに対して二回は四球で出塁。1点を追う五回は先頭で打席に立つと、カウント0-1からスライダーに体を開きながらも巧みに拾って左前に運び、メジャー初安打を放った。この安打を起点にチームはこの回、3点を返して逆転に成功した。果敢に次の塁を狙う積極的な走塁を披露するなど、上々のデビュー戦となった。

 相手先発のバーンズ(27)はルーキーにとっていきなりの難敵だった。昨季は28試合で、11勝5敗、防御率2.43(リーグ1位)、234奪三振。ドジャース・シャーザー(現メッツ)ら好投手を抑えてナ・リーグのサイ・ヤング賞に選出された。

 剛速球を武器に通算324勝をマークしたノーラン・ライアンが憧れだったと話す通り、150キロ台後半のストレートが持ち味。メジャーに定着した2019年は直球で押す力任せの単調な投球がアダとなり、32試合(先発4試合)で防御率8.82と打ち込まれたが、一昨年からツーシーム、スライダーを取り入れた投球スタイルに転換。安定感が増してメジャーを代表する右腕に成長した。

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