著者のコラム一覧
岡崎朋美長野五輪メダリスト

1971年、北海道清里町出身。94年リレハンメルから98年長野、2002年ソルトレークシティー、06年トリノ、10年バンクーバーと日本女子最多の冬季五輪5大会出場。長野で日本女子短距離選手初のメダル(銅)を獲得した。07年に結婚、10年12月に女児を出産。14年ソチ五輪代表入りを逃し、現役引退。20年マスターズ国際スプリントゲームズで世界新記録を更新して金メダル獲得。現在は全国各地で講演会を行う。聖徳大学客員教授。日本学生陸上競技連合理事

<27>新成人まであと6年の娘は金銭感覚特訓中! 自立を阻む「パパ銀行」

公開日: 更新日:

■4月から新成人が18歳に引き下げ

 今月1日から、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられた。携帯電話の購入やアパートの賃貸契約、クレジットカードの作成など、これまで必要だった親の同意がいらなくなる。テレビで新成人になった18歳の子が「クレジットカードを作りたい」と言っていた。「高校を卒業したばかりで自分の通帳にいくら入っているのか把握しているのかな」と心配になった。

 私の娘は4月から小学6年生になり、「成人」まではあと6年。まだまだ金銭感覚は養えていない。もらったお年玉はすぐ私に渡して管理を丸投げしてくるし、友達と遊びに行くときもお金を持たずに出かけてしまう。いざ友達とジュースやアイスを買おうというときになって、自分がお金を持っていないことに気付いて「ママ、お金持ってきて~」と電話が来る。自分の持ち金がいくらあるかも分かっていない。私と違って、お金に全然執着がなさそうだ。

■電子マネーではなく現金で

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    草間リチャード敬太容疑者が逮捕…コンビニバイトと掛け持ちの苦労人だったが横山裕のセレクトに難あり?

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  4. 4

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  5. 5

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  1. 6

    まさかの故障で失意の最中「お前はラッキー」…トシさんの言葉がなければ今の俺はいない

  2. 7

    DeNA次期監督候補に谷繁元信氏が浮上…南場智子オーナーのイチオシ、本人も願ったりかなったり

  3. 8

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  4. 9

    参政党の党勢拡大に早くも陰り…「聖地」加賀市で“親密”現職市長が惨敗落選の波乱

  5. 10

    公明党が「自民との連立離脱も辞さず」の背景…まさかの“国政撤退”もあり得る深刻事情