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武田薫スポーツライター

1950年、宮城県仙台市出身。74年に報知新聞社に入社し、野球、陸上、テニスを担当、85年からフリー。著書に「オリンピック全大会」「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか」「マラソンと日本人」など。

“ポスト錦織圭”の日本離れが始まった…楽天OPの寂しい顔ぶれ、囁かれる日本テニスの危機

公開日: 更新日:

 2019年のツアー63大会の開催地内訳は米国10を筆頭にフランス5、中国4だった。中国が再開すれば韓国OPと楽天を合わせて東アジアで6大会になるが、地の利を模索するだけの政治力はいまの日本協会にはない。地の利がなければ選手が個々に出て行くだけ。

 西岡良仁の兄でコーチだった「ヤッさん」こと西岡靖雄は、韓国OPで優勝した弟の元を離れツアーコーチ修業で海外転戦中という。〈ポスト錦織〉の日本離れは始まっているのだ。

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