日本ハム新庄監督「最終評価」をキャンプ初日に…“〆切”早すぎてチーム再びガス欠危機

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 そのままシーズンインした日本ハムは、スタートで9勝19敗と大きく負け越すと、5月こそ12勝12敗と善戦するも、6月は6勝15敗と大きく負け越し。1試合しか行われなかった10月を除き、月別の安打数(150本)と本塁打数(11本)、盗塁数(8個)はワーストで、失策数は4、5月を大きく上回る16個を記録。今川と万波にしても、この月にそろって二軍落ちした。

 当時、球団OBは「失速は疲労の蓄積が原因でしょう。秋キャンプから、目の色を変えて休むことなく練習していた選手もいる。オープン戦も、調整ではなくアピールの場になっていました。そのまま開幕して3カ月、選手たちはガス欠になってしまった」と言っていた。

 ただでさえ新球場元年に懸ける選手は少なくないし、そこに新庄監督による“早すぎる締め切り”が加わった。昨年以上のハードワークが予想されるのだから、今季のガス欠対策は喫緊の課題になりそうだ。

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