日本ハム新庄監督「最終評価」をキャンプ初日に…“〆切”早すぎてチーム再びガス欠危機

公開日: 更新日:

 そのままシーズンインした日本ハムは、スタートで9勝19敗と大きく負け越すと、5月こそ12勝12敗と善戦するも、6月は6勝15敗と大きく負け越し。1試合しか行われなかった10月を除き、月別の安打数(150本)と本塁打数(11本)、盗塁数(8個)はワーストで、失策数は4、5月を大きく上回る16個を記録。今川と万波にしても、この月にそろって二軍落ちした。

 当時、球団OBは「失速は疲労の蓄積が原因でしょう。秋キャンプから、目の色を変えて休むことなく練習していた選手もいる。オープン戦も、調整ではなくアピールの場になっていました。そのまま開幕して3カ月、選手たちはガス欠になってしまった」と言っていた。

 ただでさえ新球場元年に懸ける選手は少なくないし、そこに新庄監督による“早すぎる締め切り”が加わった。昨年以上のハードワークが予想されるのだから、今季のガス欠対策は喫緊の課題になりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    阪神・才木浩人はドジャース入りで大谷と共闘の現実味…「佐々木朗希より上」の評価まで

  3. 3

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    国民民主党“激ヤバ”都議に「免許不携帯」疑惑 日刊ゲンダイの直撃にブチ切れ!【動画あり】

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 9

    シード漏れ“ほぼ確”渋野日向子が10日開幕の国内戦へ…原英莉花や岩井ツインズ、古江らも集結

  5. 10

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…