夏の甲子園8強に近畿勢ゼロの珍事も…大阪桐蔭と智弁和歌山の「逆襲」はもう始まっている

公開日: 更新日:

 美山氏がこう続ける。

「大阪桐蔭の新チームのエース候補・平嶋桂知は身長187センチ。長身から繰り出すストレートは最速154キロのプロ注目右腕です。東京都中野区出身で稲城シニアでプレーした。かつてはなかったことですが、大阪桐蔭はついに東京の有望中学生にも声を掛けるようになってきた。今では寮がある智弁和歌山も東京の強豪・世田谷西シニアから選手を入学させて話題になった。近畿勢が弱くなったなんてとんでもない。少なくてもこの2校は、東京や関東地区までも草刈り場にして、どんどん増強している印象です。関東の高校関係者は戦々恐々としています。今後は他の近畿の強豪校も関東に手を伸ばしてくる可能性があります」

 来春のセンバツで近畿勢の逆襲がありそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」