中日4位・福田幸之介 キャッチボール直撃で失明寸前も…ハンド経験者の小柄でタフな母の献身

公開日: 更新日:

■「またイチから頑張ろな」

「中学の野球チームの試合ではスコアラーとしてベンチ入りしていました。真横から見て、ストライクが入らないとハラハラしますし、イライラが募って心の中で『ドアホ!』と叫んだことも(笑)。中学1年時に先発した試合で序盤に9四球を与え、大量失点でKOされた。お互い負けず嫌いな性格で、私もハンドボールを本気でやってましたから、幸之介の負けたくない、うまくなりたいっていう気持ちはよくわかります。『悔しいよな』とか『またイチから頑張ろな』と声をかけて、ため込んでいた気持ちを吐き出させたこともありました」

 福田が中学時代に在籍した大阪柴島ボーイズの七條謙二ヘッドコーチは、「馬力型の投手で球速は120キロ台後半とそこまで速いわけではなく、制球もあまりよくなかったですけど、汚いボールといいますか、重くて球威がありました。当時の履正社の岡田監督は左投手がすごく好きで。持っている球が素晴らしいから、制球は入学してから何とでもなると思っていたのでしょう」と話す。

 履正社高校入学後も寿子さんは練習に付き合い、プロ入りを控えた今もトスを上げる。大ケガをしても支え続けてくれた母に恩返しをするべく、福田はまもなく名古屋へ旅立つ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    株主82万人に拡大も…前澤友作氏「カブ&ピース」のビジネスモデルは法規制に大きく左右される

  2. 2

    ゾンビたばこ羽月隆太郎「共犯者暴露」の大きすぎる波紋…広島・新井監督の進退問題にまで飛び火か

  3. 3

    高畑裕太の“緊急声明”で蒸し返された千眼美子(清水富美加)との「異常な距離感」と“米粒騒動”

  4. 4

    球界薬物汚染が拡大の様相…“ゾンビたばこ”羽月隆太郎が証言「他にもいる」の信憑性

  5. 5

    広島“羽月ショック”に揺れる中…24年ドラ1佐々木泰に藤井ヘッドがカミナリを落としていた

  1. 6

    高市首相の2大疑惑「経歴詐称」「違法広告動画」に大手メディア沈黙のワケ…SNSは「なぜ報じない?」と大荒れ

  2. 7

    安青錦が丸ごと吐露…相撲との出会い、日本語習得、「腹違いの兄貴」

  3. 8

    高市自民に「卑怯」「選挙やり直せ」とSNS大炎上! 違法「広告動画」出稿疑惑は拡大必至

  4. 9

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  5. 10

    橋本環奈“パワハラ疑惑”報道の時限爆弾炸裂! CMランキング上位から圏外陥落の大ピンチ