大谷翔平サイドの決断遅れと“隠密交渉”徹底の波紋…「移籍市場の停滞招いた」と批判の声

公開日: 更新日:

 大谷翔平(29=エンゼルスからFA)の交渉が大詰めを迎えている。

 MLBネットワークのジョン・モロシ記者は日本時間9日、自身のSNSに「ショウヘイ・オオタニはきょう、(カナダの)トロントに向かう」と投稿。一部メディアはトロントに本拠地を構えるア・リーグ東地区のブルージェイズと合意と報じたが、「USAトゥデー」のナイチンゲール記者は「大谷はトロントにいない。南カリフォルニアの自宅にいる」と否定するなど、情報が錯綜し、X(旧ツイッター)では一時「OHTANI」が世界トレンド1位になった。

 11月7日午前7時にFA選手による全球団との交渉が解禁されてから約1カ月。それがブルージェイズかはともかく、総額5億ドル(約720億円)超とも予想される史上最大規模の契約がまとまる。

■「(大谷の移籍先が)決まらないと、動きが読めない」

 米メディアは連日、大谷の話題でもちきりだが、大谷側が各球団に交渉過程を口止めするなど、隠密交渉を徹底。しかも、なかなか結論が出ないこともあって「移籍市場の停滞を招いた」などと批判の声が上がった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした