青学の原晋監督は今なぜ「箱根駅伝改革」で気炎を吐く?大会の全国化訴え、収益構造にも異論

公開日: 更新日:

 大会直前に名将が吠えた。

 箱根駅伝で6度の総合優勝を誇る青学大の原晋監督(56)が、ここにきて矢継ぎ早に「箱根批判」をぶちまけている。

 18日発売の週刊現代では、「青学・原晋監督『箱根駅伝の闇』すべて話す」の中で、全国の大学に参加資格が与えられた今回の第100回大会の予選会を茶番と喝破。原監督が言うように「門戸開放」の決定が今年10月に行われた予選会の1年3カ月前では選手集めや強化などできるわけがなく、関東以外の11校から本戦切符を手にした大学は皆無だった。

 さらに大会主催の関東学生陸上競技連盟(関東学連)が箱根の改革を阻んでいることや、自分が提言したプランはすべて黙殺されてきたこと、これまで表に出なかった箱根の収益構造などにも異論を唱えた。

 19日には朝日新聞でも、箱根の恒久的全国化を実現した際のメリットや出場する各大学が自由に稼げる仕組みにすることで主役であるはずの選手の強化に回せると、柔軟性に欠ける学連をつっついた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    星野監督1年目…周囲から浮いても関係ない「今岡は変わった」と思わせたくてアップから全力だった

  2. 2

    フジテレビ騒動で蒸し返される…“早期退職アナ”佐藤里佳さん苦言《役員の好みで採用》が話題

  3. 3

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  4. 4

    若林志穂さん「生活保護受給」をXで明かす…性被害告発時のアンチ減り、共感者続出のワケ

  5. 5

    フジ・メディアHD経営刷新委に吉田真貴子氏の名前…"高級和牛ステーキ接待"で辞職→天下り疑惑の元総務官僚

  1. 6

    今季日本人13人参戦の米女子ツアー 厄介な「敵」は会場ごとに異なる芝質だけではない

  2. 7

    まさか破局? 綾瀬はるか《痩せすぎじゃ?》の声で気になる11歳年下アイドルとの結婚の行方

  3. 8

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  4. 9

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 10

    フジテレビ危機で泣いた松本潤、笑うキムタク…「どうする家康」の黒歴史を“上書き”できない不運