「投げた瞬間、凄い音が…」ロッテ期待の左腕・本前郁也が救急搬送「螺旋骨折」とは? 過去には楽天捕手や阪神投手、ノン・スタイル石田も

公開日: 更新日:

 ロッテの左腕、本前郁也(26)がマウンド上でしゃがみ込んだ。

 20日の楽天との練習試合に2番手として三回から登板。連打を許し、3人目の打者・鈴木を迎えたときだった。初球がバックネット方向にすっぽ抜けた次の瞬間、左肩を抑えてその場にうずくまってしまったのだ。そのまま、トレーナーに支えられるようにベンチに下がった本前は救急車で病院に直行。「上腕骨螺旋(らせん)骨折」と診断された。全治は不明ながら、吉井監督は「酷い大けが。長期の離脱になります」と説明した。

 視察に訪れていた野球評論家の秦真司氏も「投げた瞬間に凄い音がした」という衝撃的なアクシデントで、今後が心配される。

 本前は2019年の育成ドラフト1位で、北翔大からロッテに入団し、21年に支配下登録。22年に12試合の登板で3勝をあげており、今季は1試合の登板に終わった昨季のリベンジをかけ、キャンプでアピールを続けていた。

■骨がねじれるように折れた状態

 螺旋骨折は、「投球骨折」「腕相撲骨折」とも呼ばれ、上腕骨(二の腕)にひねるような外力がかかることで起こるとされ、その名の通り、螺旋状の骨折線が入り、骨がねじれるように折れた状態をいう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  2. 2

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  3. 3

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  4. 4

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  5. 5

    "家族総出"で話題の長渕剛「桜島ライブ」延期と引退報道…ファンからは《あの問題説明して》と懇願

  1. 6

    KAT-TUN亀梨和也に田中みな実と結婚報道…それでも「退所の必要なし」! 既婚アイドルは珍しくない時代に

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    生島ヒロシ降板騒動は起こるべくして起きた!コンプラ違反が当たり前…大物司会者のヤバイ言動の数々

  4. 9

    生島ヒロシが“一発アウト”なら「パーソナリティー一斉退場」の声も…“不適切画像”送信降板とTBSラジオの現状

  5. 10

    フジテレビ騒動で蒸し返される…“早期退職アナ”佐藤里佳さん苦言《役員の好みで採用》が話題