平林清澄の将来性を元陸連強化委員長はどう見た? 大学3年で初マラソンの大阪で「2時間6分18秒」圧巻V

公開日: 更新日:

「初マラソンでこれだけの走りができれば将来が楽しみです」

 こう語るのは、元陸連強化委員長の澤木啓祐氏だ。

【写真】この記事の関連写真を見る(06枚)

 25日に行われた大阪マラソンで、今年の箱根駅伝5位の国学院大エース・平林清澄(3年)が32キロ付近の上り坂で昨年のマラソングランドチャンピオンシップ優勝の小山直城らを突き放して優勝。2時間6分18秒の記録は、青学大の横田俊吾(現JR東日本)の日本学生記録(2時間7分47秒)どころか、西山和弥(トヨタ自動車)の初マラソン日本最高(2時間6分45秒)も大幅に更新。日本陸連の瀬古利彦ロードランニングコミッション・リーダーは「次のロサンゼルス五輪の大エースになりそうな気がする」と絶賛した。

 平林は昨年の全日本大学駅伝ではエースが集う7区で区間賞を獲得。箱根も「花の2区」で区間3位と好走。将来は世界の舞台で戦いたいという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々