巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

公開日: 更新日:

 最大の夢だったメジャー挑戦は14勝2敗だった20年オフ、球団にポスティング移籍を容認されながら、メジャー球団との交渉が折り合わず断念した。その翌21年から6、10、4勝に終わっている。

東京五輪後に坂本や菊池が侍ジャパンから退いた。菅野だけがモヤモヤしたまま。メジャー挑戦を諦めただけに、復活できた暁には、代表に戻って世界一を達成したいのです」(同前)

 別のNPB関係者は「侍ジャパンの井端監督は先月行われた親善試合で大学生4人を招集するなど、代表メンバーの若返りを計っている。ただ、井端監督が巨人の一軍コーチだった16年からの3年間、菅野は9、17、15勝。間近で全盛期を見ている。昨年35歳でWBCに出場したダルビッシュ(パドレス)のような精神的支柱になれる選手は必要。今季圧倒的な成績を残し、まず今オフのプレミア12のメンバーに選ばれれば、26年WBCも視野に入ってきます」と太鼓判を押す。

「このままでは追われない」と例年以上にハードなトレーニングで追い込み、今季を迎えた。新たな〝野望〟も好調を支えている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  3. 3

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  4. 4

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  5. 5

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  1. 6

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  2. 7

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  3. 8

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  4. 9

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  5. 10

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩