大谷が米国人の「笑顔とベタ褒め」を真に受けてはいけない理由…背後に納得の日米文化差異

公開日: 更新日:

「彼ならリセットできると確信していた」「いつものショウヘイが戻ってきた」「こんな選手は見たことがないよ」

 ドジャース大谷翔平(30)が日本時間7日のブルワーズ戦で28号本塁打を含む2打数2安打3四死球。前日までの6打席連続三振がウソのような全5打席出塁で勝利に貢献すると、ロバーツ監督はこう言って美辞麗句を並べた。

 去る6月27日、大谷が2試合連続の先頭打者本塁打を放つなど球団新記録となる10戦連続打点をマークした際には、「地球上で最も危険な打者」とすら言っている。

 大谷をこれでもかと褒めちぎっているのは身内の指揮官に限らない。米メディアやメジャーリーガーたちは大谷のことを「ユニコーン(一角獣と呼ばれる伝説上の生き物。現実離れした存在を示す)」と呼ぶ。

 大谷は投打の二刀流としてMVPを2度獲得している。プロスポーツ界で最も稼ぐスーパースターには違いないとはいえ、「地球上で最も危険な打者」とか「伝説上の一角獣」とは、いくらなんでも盛り過ぎじゃないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋